The generating unit

cement, video, 2’ 31, loop, resin, parametric speaker

現代、はかられた時間のかたちを疑う用途の空間

4218×4311×8024mm

Tokyo

2019.01

当作品では人新世としての今現代、人間の尺度を自然に認識することを促すものを配置し、再掲することで人の営みのうちにある時間を考えるためのしつらえにする空間づくりを試みている。地層は人間が分析可能な歴史の象徴である。人間は堆積の上に文明を作り上げた。この空間の窓下に見える風景は、まさにこの現在の一つの層を表しているが、これは不変のものではなく過去の一時点、未来の一時点では様相を変えるものである。概念としてのレイヤーを表現するため、セメント作品の積層の輪郭がなぞられている。映像作品にはタイムスタンプが押され、あたかもこの映像が撮影された時がこの数字であるかのように振舞う-まるでブロックチェーンのように。また、頭上に取り付けられたパラメトリックスピーカーからは映像と相対的に呼応する時間の時報が流されている。
ただの記憶、記録でしか過去は表せず、空想や計算でしか未来は表せないということに目を向けるための作品である。この部屋は与えられた時間の概念を疑うために存在する。

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Photo: Ujin Matsuo