There is nothing left to do but let time pass

Online Performance

Covid-19下のオンラインパフォーマンス

20'00"

Online

2020.05

sudo systemsetup -gettime

これはラップトップが持っている時間データを呼び出すただのコード。 画面を共有しているおよそ30名のアーティストに向けて行った20分に及ぶオンラインパフォーマンス。


人類は今改めてウイルスという上位存在に気づいた。ここ数世紀、自分達種族を脅かす存在は同じ人類だけであると人々は過信していた。Covid-19の存在は大きかったと言える。今回のオンライン展示は時間によってただ区切られたフォームだけ与えられた自由な構成であった。我々は時計を見て時間を判断するが、この箱を疑うことから始めるパフォーマンス。一個人がただターミナルから十分間そのパソコンが保持する時間を呼び出し続ける行為の共有。時折エラーが起こり、また新たにその時間が呼び出される。リピートすること、時間潰し、恐怖、人生、気の狂い、単調で孤独な毎日に対する応答として。


これは人類特有の層状の時間感覚を表す、時間として取り寄せた瞬間に過去になってしまう様子、人間の営みの可視化のアナロジー。
私たち現代人もようやく共通の感覚に追いついたと感じたが同時に、そんな時代感を失ったある種の寂しさがこのパフォーマンスになった。
パフォーマンスとして定義したのは、これが肉体的な疲労を伴っているため。私の指は特定の時間が過ぎるまで同じコードを永遠に打ち続ける。私の指が止まってしまえばこのコードが打たれることはない。
このどうしようもない暗闇で何をするのか? 経った時間を見る行為の共有をオンラインで行う試み。

プライバシー保護のためアーカイブから他者の写っているシーンはのぞいています。